tekiryuの日記

衛宮さんちの今日のごはんが尊かった

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衛宮さんちの今日のごはん1話
人間年をとると、大河ドラマや演歌が沁みるようになると言います。ところで、アニメ好きの人の場合には、その変化が少し違っていて、バトル→日常系みたいな変化があるのではないでしょうか。学生の頃はバンバン人が死んで、血が流れるアニメが好きだった人も、段々とまったりした山もなければ谷もない穏やかなアニメを求めるようになるのかもしれません。

私は高校生の頃にFate/zeroのアニメでFateシリーズをしったニワカで、ufo table版のFateしか知らないのですが、そんな私が見ても『衛宮さんちの今日のごはん』は面白かった。いや尊かったです。

アレンジや脳内補完などの手を加える気もなくなるような崇高さ。また、妄想とか興奮とかいったものをすっ飛ばして、ただずっと見ていたいと感じさせる高貴さ。 (オタク的用法での尊いという言葉の意味について) *1

もちろん、オタク的意味だけでなく、辞書を引けば出てくる正規の日本語の意味としもこの作品は尊かったです。

stay nightでは己の欲のために聖杯をかけて血なまぐさい戦いを繰り広げたマスターやサーヴァントたちが一つのテーブルを囲んでおいしそうな料理に舌鼓を打つ。なんと素晴らしい光景でしょうか。そこには血も奸計も因縁もないのです。

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衛宮さんちの今日のごはん1話
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衛宮さんちの今日のごはん1話
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衛宮さんちの今日のごはん1話

温かいものを食べて、心と体を癒やしたくなるすばらしいご飯系アニメでした。